NPO法人 艮陵協議会

加盟病院研修医の動向

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加盟病院研修医の動向

平成28年度 研修医の動向

理事・事務局長
東北大学 災害医療国際協力学 教授
江川新一

平成28年度6月に行った研修医の動向調査結果を報告いたします。
加盟病院ごとに、別に報告させていただく地域医療充足度調査とともにい、所属する研修医の卒業年、所属施設での経験年数、出身大学、来年度の予定についてご報告いただきました。アンケートを送付した127病院中、76病院(回答率60%)から回答があり、ご回答いただいた施設における研修医(初期、後期を含む)の総数は834名でした。

図1 艮陵協議会加盟病院で研修する研修医の出身大学所在地別の度数分布

図1は艮陵協議会で研修する研修医がどの都道府県にある医学部の出身であるかをまとめたものです。東北6県以外にも数多くの医学部出身者が北海道から関東に広がる艮陵協議会の加盟病院で研修をすすめていることがわかります。各地の大学で教育をうけ、研修病院で交流しあいながら切磋琢磨していることがうかがわれます。
つぎに、ご回答いただいた病院における研修医の卒後年数ごとにみた分布を図2に示します。赤色やピンクで示される初期研修医が多くを占めていますが、後期研修の受け入れ先となっている病院では3-5年目の後期研修医の数が多くなっています。研修医が多くいる病院で研修医数についてご回答いただけなかった施設もあるため、今後、アンケートの実施方法に工夫が必要だと思われます。

図2 艮陵協議会加盟病院で研修する研修医の病院ごとの卒後年数分布

図3 艮陵協議会加盟病院で研修する研修医の研修年数別にみた来年度の予定

図3は研修医の卒後年数別にみた次年度の予定です。便宜上卒後5年目以上と思われる卒業年(年度)の回答はここにまとめています。アンケートを実施した時期が6月ということもあり、来年度のことを決めきれていない研修医(灰色の部分)も多くみられます。おそらくは2年目の後半に3年目でどうするかを考え、自施設で後期研修を継続するか、他施設に移るかがほぼ同率で見られます。3年目は後期研修に入っているので、自施設での後期研修を続行する研修医が多くなっていますが、研修施設の移動や、大学院進学を考える研修医もいます。大部分がどうするか決めていないのも2年目以降の特徴で、6月から大学院入試や病院のマッチングなどのある夏にかけて卒後のキャリアパス形成にとって重要な時期であることがわかります。専門医制度が開始されると、この図にも大きな変化が現れるかもしれません。

今後も調査を継続的に続けてまいりますので、なにとぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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