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米沢市立病院

病院概要

● 病院事業管理者 渡邊 孝男
● 病院長 長岡 明
● 所在地 〒992-8502 山形県米沢市相生町6番36号
● TEL 0238-22-2450
● FAX 0238-22-2876
● E-mail bsoumu-ka@city.yonezawa.yamagata.jp
● URL http://yonezawa-city-hospital.jp/
● 病床数 263床【一般:263】
● 診療科目

内科 循環器内科 消化器内科 内視鏡内科 糖尿病・内分泌内科
呼吸器内科 脳神経内科 腎臓内科 腎臓・膠原病内科 緩和ケア内科
小児科 小児アレルギー科 精神科 皮膚科 アレルギー科
放射線科 外科 消化器外科 内視鏡外科 乳腺外科
呼吸器外科 心臓血管外科 整形外科 形成外科 脳神経外科
泌尿器科 泌尿器科(人工透析) 女性泌尿器科 産婦人科 眼科
耳鼻咽喉科 麻酔科 リハビリテーション科 救急科 病理診断科

●病院の理念

  1. 地域医療への貢献
  2. 安心できる医療
  3. 良質で公正な医療

初期研修について

●研修の特色

「高い倫理観と豊かな人間性を有するとともに科学的妥当性に基づいた思考能力を備えた医師の養成」を基本理念として,様々な手技の習得はもとより,患者の人格を尊重しつつ診療を進めることができる医師の養成を目指しています。

当院は市内で唯一の救急における小児入院施設となっていることから,初期臨床研修プログラムでは,選択必修科目である小児科を必修としてプログラムの前半の時期に設定しており,これにより小児救急への対応が可能となり救急の宿日直においても安 心して従 事 することができるようになります 。また,救急部門の研修を院内で行えることから,指導体制も充実しています 。

各科の隔たりがなく,相互に話がしやすい雰囲気の中で研修に取り組むことができるため,多くの経験を積むことができます。
また,自由選択の期間が最大10~11か月と長く設定しており,自分の希望に沿ったプログラムの実施が可能な仕組みとなっています。研修に先立って,病院長,副院長をはじめとする各部門の責任者を講師として,医の倫理,地域医療連携,プライマリ・ケア,チーム医療,各部門ガイダンス等のテーマで1週間程度のオリエンテーションを行い,スムーズな研修への導入を行っています。研修医も学会等へ参加することができます。

●研修病院タイプ

管理型,協力型

●マッチングへの参加の有無

参加

●研修カリキュラム

1 プログラムの名称 米沢市立病院臨床研修プログラム

2 プログラム責任者 米沢市立病院 産婦人科部長 須藤 毅

3 基本的目標

①1年次は,研修ローテーションに基づき,必修科目のうち内科(6月),救急部門(3月),選択必修科目のうち小児科(2月)及び他の選択必修科目(1~2月)の研修を行い,病院医師としての必要最低限の行動能力と医師としての幅広い基礎能力を身に付けるとともに,救急医療に必要な検査を実施することができるようにする。

②2年次は,必修科目の地域医療(1月)と将来専門とする診療科に関連した診療科を中心に研修を行い,専門分野でより高度な研修を行うために必要な医療能力を身に付ける。

③院内の取り決めに従って当直研修を行い,救急対応能力を身に付ける。

4 ローテーションスケジュール(例)

1年次 内 科( 6 か 月 )
米沢市立病院
救急部門(3か月)
米沢市立病院
小児科(2か月)
米沢市立病院
選択必修(1か月)
米沢市立病院
2年次 地域医療(1か月)
小国町立病院
自由選択(11か月)
米沢市立病院,山形大学医学部附属病院,福島県立医科大学附属病院,国立病院機構米沢病院,公立置賜総合病院,
福島県立医科大学会津医療センター附属病院,三友堂病院,山形県置賜保健所,山形県赤十字血液センター

備考 ①必修科目の内科は,内科,循環器内科,消化器内科,糖尿病・内分泌内科,呼吸器内科,神経内科を月単位でローテートする。

② 必修科目の救急部門は,集中治療科に所属し3か月研修する。

③選択必修科目のうち,外科2か月,麻酔科2か月,産婦人科1か月,精神科1か月(山大、福大、公立置賜総合病院から選択)から1科目研修する。

④自由選択科目は,全体で10か月から11か月までの研修期間とし,米沢市立病院の各科(循環器内科、消化器内科、内視鏡内科、 小児科、 小児アレルギー科、 放射線科、 外科、 消化器外科、 乳腺外科、 呼吸器外科、 心臓血管外科、 整形外科、 脳神経外科、 泌尿器科、 泌尿器科(人工透析)、 女性泌尿器科、 産婦人科、 眼科、 耳鼻咽喉科、麻酔科、 リハビリテーション科、 救急科)から1か月単位で,独立行政法人国立病院機構米沢病院(神経内科),福島県立医科大学会津医療センター附属病院(感染症・呼吸器内科),公立大学法人福島県立医科大学附属病院の各科,国立大学法人山形大学医学部附属病院の各科,公立置賜総合病院の各科,地域保健として,三友堂病院(呼吸器内科),山形県置賜保健所2週間,山形県赤十字血液センター 1週間から選択し研修する。

なお,到達目標に未到達がある場合は,到達目標達成のための診療科の研修をあてることがある。

⑤ 研修協力施設での研修期間は,3か月以内とする。

⑥ 臨床病理検討会(CPC)研修を米沢市立病院で行う。

研修医の処遇

●身分

期限付任用職員

●給与

1 年次 基本給 411,800円 賞与 559,440円
2 年次 基本給 427,500円 賞与 1,012,150円
ほかに時間外勤務手当,宿日直手当,住居手当,通勤手当,特殊勤務手当,退職手当支給

●勤務時間

8:30 ~ 17:15

●休暇

年次有給休暇 1 年次 10日,2 年次 11日ほかに夏季休暇,年末年始休暇,病休,産休,忌引等

●宿日直

1 年次 日直 5 月から月 1 回程度,宿直 10月から月 3 回程度
2 年次 日直 月 1 回程度,宿直 月 3 回程度

●宿舎

単身用 8 戸

●社会保険等

公的医療保険(1年次 健康保険,2年次 山形県市町村職員共済組合)公的年金(1年次 厚生年金,2年次 共済年金)

学生へのひとこと

医師として必須の臨床的基礎知識と技術の習得のため,各専門科との協力体制のもとでプライマリ・ケア,各科研修ができる体制をとっています。

各科間の連携が非常に良く,研修医向けの各科の救急患者対処法や勉強会にも参加してもらっています。

協調性があり,積極的な姿勢で取り組む研修医の応募を期待しています。

地域自慢

米沢市は,山形県の最南端,吾妻連峰の裾野に広がる米沢盆地に位置し,福島県と接しています。日本海側の盆地特有の気候で,年間の降水量は全国平均と比較してやや少ないものの,冬期間の降雪量は市街地の平均で1m 以上になります。豪雪以外の自然災害は比較的少なく,四季折々の豊かな自然景観と「白布」,「小野川」をはじめとする温泉群に恵まれています。また,特産物としては全国的に有名な米沢牛のほか米沢鯉,りんごなどがあります。

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