クリニック概要
● 院 長 川島 孝一郎
● 所在地 〒980-0013 仙台市青葉区花京院2丁目1-7
● TEL 022-212-8501
● FAX 022-212-8533
● URL http://www.oushin-sendai.jp
● 標榜科
内科 | 神経内科 | 神経科 | 精神科 |
●クリニックについて
仙台往診クリニックでは、生活する方々を尊重した在宅医療の可能性を探るため、在宅医療を専門に診療所を運営しています。その家の状況に合わせたケアを24時間体制で対応しております。
●診療データ(2022年)
- 在宅患者総数(年間):335名
- がん患者数(年間):43名
- 在宅看取り数(年間):105名
●当院管理患者転帰(1996年1月~2022年12月31日)
●病態内訳・患者数(1996年1月~2022年12月31日)
患者数 4475 名
●在宅死亡患者の基礎疾患内訳(1996年1月~2022年12月31日)
●紹介元内訳(1996年1月~2022年12月31日)
●連携事業所数(仙台市)
クリニックの特徴
当クリニックは在宅医療を
専門とし、平成8年に診療を開始しました。平成26年7月に利府町と亘理町へ診療所を開設。機能強化(連携)型の在宅療養支援診療所としてグループ全体で仙台市と周辺14市町村の自宅・グループホーム等、335名への計画的な訪問診療を行っています。当クリニックがこれまで在宅医療をサポートしてきた患者の約半数は癌末期で、その他の疾病としては、難病、脊椎損傷、脳血管疾患、COPD、糖尿病、認知症等があげられます。
過去亡くなった3207名(1996年1月~2022年12月31日現在)の患者のうち82%の方が在宅で最期を迎えられています。癌末期の方の在宅死亡率は83%となっています。
在宅医療って何??
住み慣れたご自宅で最期まで暮らせるよう、患者さんとご家族の生きることの全体に関わる医療です。
●在宅医療の対象
対象となるのは、「病気が理由で通院困難」な方に限ります。主に車いすや寝たきり生活の人となりますが、「がん末期の方」「認知症の高度な方」は歩けても在宅医療が適応します。
●在宅医療の仕組み
昔は医者が家に行って医療をすることを往診と言っていました。今は在宅医療と言います。
●在宅医療には次の3つがあります。
- 定期的に家を訪問して健康状態を管理する「訪問診療」
- 24時間いつでも緊急事態に応じて家にかけつける「緊急往診」
- 在宅でのお看取りも可能です。
●在宅医療ができること
在宅医療では、血液検査・尿検査はもちろん、心電図、超音波エコー、胸・腹などのエックス線写真、内視鏡、気管支鏡の検査など家でできます。人工呼吸器・酸素吸入・胃ろう経管栄養・中心静脈栄養・点滴・輸血・がんの緩和医療もできるのです。
研修について
宮城県内の臨床研修病院より初期研修医を受け入れ、2週間~4週間の在宅医療研修を行っています。2005年度~2022年度までに延べ189名を受入れてまいりました。
また、下記の研修施設として認定を受け、研修を行っています。
●日本在宅医療連合学会 在宅医療研修プログラム 研修施設
その他、医学生への講義・実習や、開業予定医師の研修受け入れなども随時行っております。
日本在宅医療連合学会認定 在宅医療研修プログラム
●プログラム名称
トップレベルの在宅医療専門医輩出プログラム
●研修期間
1年間
●研修プログラムの特徴
2ヶ月におよぶ在宅医療の専門家、医療倫理・法規の専門家、福祉政策専門家等のマンツーマン講義を経て、医療、看護、介護、福祉制度を熟知し、臨床実践を行います。さらに厚生労働省所管の研究に参加し、在宅医療行政を学びつつ、テーマに沿って研究を行います。また東北大学医学部生、東北医科薬科大学医学部生、仙台市内における臨床研修医等に対する在宅医療の教育指導にもあたっていただきます。
在宅医療研修(初期研修) 一例
1週目 | 月 |
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火 |
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水 |
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木 |
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金 |
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2週目 | 月 |
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火 |
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水 |
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木 |
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金 |
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