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宮城県立精神医療センター

病院概要

● 院 長 角藤 芳久
● 所在地 〒981-1231 宮城県名取市手倉田字山無番地
● TEL 022-384-2236
● FAX 022-384-9100
● E-mail mpc-info@miyagi-pho.jp
● URL http://www.miyagi-pho.jp/mpc/
● 病床数 258床
● 診療科目

精神科 児童精神科 歯科    

●病院の理念

心のかよう良質な医療を提供し,信頼される病院を目指します

初期研修

研修協力病院として,仙台市立病院・仙台赤十字病院・仙台厚生病院・県南中核病院・南東北病院・坂総合病院・登米市民病院から年間20名程度の初期研修医を受け入れています。

後期研修

当院は専門医機構精神科領域研修プログラムの基幹病院であり、精神保健指定医のみならず、専門医も取得できる研修が可能である。又、精神科救急入院病棟を有する当院は,精神科救急基幹病院として症状の激しい症例を受け入れており,精神科救急医療について充実した研修を行えることに加え、急性期から慢性期、乳幼児から老年期、任意入院から措置入院、医療観察法の通院まで精神科臨床領域を幅広く経験しながら、精神科医療を包括的に捉える視点を身につけることができます。

1年目
指導医と一緒に統合失調症、気分障害、認知症、児童思春期等の患者を受け持ち、面接の仕方、診断と治療計画、力動的精神療法などの精神療法及び薬物療法の基本を学ぶ。脳器質的疾患との鑑別診断も学習する。精神科救急にも従事し緊急入院の症例や措置入院患者の診察に立ち会ったり、入院患者を受け持ったりすることによって精神医療に必要な法律の知識についても学習する。外来業務では指導医の診察に陪席することによって、面接の技法、患者との関係の構築の仕方、基本的な心理検査の評価などについて学習する。院内のカンファレンスで発表し討論する。

2年目
指導医の指導を受けつつ自立して診療を行い、面接の技術を高めると共に診断と治療計画の能力を充実させ、薬物療法の技法を向上させる。気分障害、神経症圏患者の診断・治療も経験する。他科と協働してリエゾン・コンサルテーション精神医学や緩和ケアを経験する。更に論文作成や学会発表のための基礎知識について学ぶ。機会があれば地方会などで発表する。

3年目
指導医から自立して診療できるようにする。精神療法を上級者の指導の下に実践する。心理社会的療法、運動療法など精神科リハビリテーション、地域精神医療等を学ぶ。児童思春期精神障害及びパーソナリティ障害、物質依存の診断・治療を経験する。地域医療の現場に足を運び、他職種との関係を構築することについて学ぶ。学術活動にも従事し、機会があれば地方会や研究会などで発表する。学会誌などへの投稿を行う。

当院の特徴

  1. 精神科救急医療(県内唯一の精神科救急基幹病院)
  2. 活性度の高い心理社会的治療(精神科リハビリテーション活動)
  3. 多職種によるチーム医療
  4. 地域精神保健活動の展開

当院で実施可能な研修

  1. 児童・思春期精神医学の研修;児童精神科ユニット,児童精神科外来の設置
  2. 臨床研究についての研修;東北大学精神科との共同研究,連携大学院
  3. サイコオンコロジーに関する研修;県立がんセンターとの連携
  4. 精神保健相談業務の研修;宮城県精神保健福祉センターや市町村,学校との連携
  5. 司法精神医学の研修;仙台地方裁判所など司法機関との連携
  6. (精神障害者)スポーツ精神医学の研修。フットサル・バレーボール・卓球等

学生さんへひとこと

関係者の「つながり」を大切にしながらこころの通う精神科医療を行っている活気ある職場です。共に学び共に医療に取り組みましょう。見学は随時可能です。

地域自慢

病院周辺は緑が多く,自然に恵まれています。仙台市中心部から南へ15㎞,JR で名取駅まで15分,仙台空港から車で15分と交通の利便性も比較的よいところです。釣り,テニス,陶芸などの達人も多く,趣味の研修も可能です。

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