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宮城県立がんセンター

病院概要

● 院 長 佐々木 治
● 所在地 〒981-1293 宮城県名取市愛島塩手字野田山47-1
● TEL 022-384-3151(代表)
● FAX 022-381-1168
● E-mail mcc-somu@miyagi-pho.jp
● URL http://www.miyagi-pho.jp/mcc/
● 病床数 383床
● 診療科目

血液内科 腫瘍内科 呼吸器内科 消化器内科 頭頸部内科
緩和ケア内科 腫瘍循環器科 精神腫瘍科 糖尿病・代謝内科 呼吸器外科
消化器外科 乳腺外科 整形外科 形成外科 脳神経外科
泌尿器科 婦人科 頭頸部外科 皮膚科 眼科
放射線診断科 放射線治療科 麻酔科 病理診断科 臨床検査科
歯科        

●病院の理念

患者さんの視点に立ち,良質かつ先進的医療を提供し,がん専門病院としての使命を果たします。

●基本方針・研修の特色

宮城県立がんセンターは東北地方唯一のがん専門病院です。最大の特色は,東北大学とともに「都道府県がん診療連携拠点」に認定されている点です。地域のがん医療の中核として,常に中心的な役割を果たしているほか,協力型臨床研修指定病院であることはもちろん,日本外科学会をはじめとする多くの学会の研修指定を受けています。このように「高度かつ専門的ながん医療の教育・研修施設」である特色を活かし,最先端のがん専門医を目指す若い医師に研修の場を与え,優れた医師を育てるため心技体を含めた指導と教育を行っています。

もう一つの特色は,東北大学の学位取得が可能であることです。研究所に設置された東北大学大学院社会人入学制度を活用して,臨床を経験すると同時に大学院に入学し,当院で学位を取得することが可能です。一方,臨床研鑽を積みたい方,先進医療に携わりたい方,緩和医療のスペシャリストを目指したい方など,その目的に応じたプログラムを提供しています。

研修医一人一人が十分な症例数と手技を経験できるように配慮しています。内科・外科・化学療法,放射線治療のみならず,緩和医療を含む知識や技術を学ぶことができるのも特色です。各科指導医は熱意を持って指導にあたります。当院の指導医は単に医療技術のみならず,がん医療の動向を把握すべく絶えず精進を重ねており,最新のがん医学・医療に精通しています。さらに,都道府県がん診療連携拠点病院に指定されていることから,院内のみならず院外も含めて多くのカンファランスやセミナーが行われており,常に最新のがん情報を習得することができます。更には,国内外の学会発表や論文発表を積極的に行うことで,がん医療に対する知識を深めていただきます。当院における経験を通じて自らを磨き,将来のがん医療を担う「リーダー的人材」となることを目標としています。

新専門医制度に関しては,東北大学と連携して研修を実施しています。当院での研修は,各科専門医となる際のしっかりとした基礎を築くものとなることを確信しております。

●研修病院タイプ

初期研修は協力型臨床研修指定病院として受け入れを行っています。
後期研修は新専門医制度に基づく各科専門研修プログラムにより,基幹施設の連携施設として研修を行います。

●マッチングへの参加の有無

●研修カリキュラム

診療科ごとにローテート表等を完備。

研修医の待遇(後期研修の場合)

●身分

有期雇用職員

●勤務条件等

週38.75時間勤務の場合
1年次:月収438,944円
2年次:月収449,152円

※研修後に正規職員として採用する場合には,地方独立行政法人宮城県立病院機構の就業規則,給与規定によります。

●住居

住居手当あり(名取市内のみ)

学生へひとこと

当院は,東北地方唯一のがん専門病院です。宮城県内はもとより福島県北部を主な医療圏とし,高度で先進的ながん診療に対応しているため,多数の症例が集中しています。東北大学の連携教授・臨床教授・准教授を兼任したスタッフや臨床研修指導医が多数在籍しており,キャンサーボード,全国のがんセンターとのテレビ会議,CPC,院内研究発表や学会発表が盛んです。研修の環境としては最適といえます。臨床・学術面両面で指導医の指導・助言を受けることができるなど,快適な研修環境を用意しています。

高度医療に係る手術症例数も非常に多く放射線診断・治療機器の整備状況なども東北有数となっています。見事に設計された緩和病棟があり,専門スタッフとともに緩和医療を学ぶ体制も整いました。豊かな症例を熱意ある指導のもとで体験する研修生活を通して,実りある研修経験を積んでいただけるものと思います。

学位取得について

東北大学との連携により宮城県立がんセンターには「がん医科学講座」が設置されています。現在,合計10分野の研究分野があり,9名の大学院学生が研究活動を行っています。(令和5年6月現在)。

がんセンターには研究所が設置され,がんの基礎研究,臨床研究,疫学研究など多彩ながん研究を展開しています。研究設備としては FACS Aria II , レーザー共焦点顕微鏡,超免疫不全マウス飼育施設など,一流大学と同等の機器を完備しており,東北大学連携教授陣がエネルギッシュに研究を進めています。

がんの臨床は猛烈な速度で進歩・変化しており、それについていくためには基礎研究の経験が必須です。「優秀な臨床医は,熱意ある研究者たれ」をモットーに、当院は若い研修医に最新のがん研究の機会も提供しています。臨床医としての研鑽を積みながら,無理なく最新のがん研究に従事することができます。

地域自慢

名取市は仙台市に隣接し,JR 仙台駅から最速9分の名取駅が最寄りとなっています。仙台空港はがんセンターから車でわずか20分の距離にあり,空路で各地方都市とダイレクトに結ばれています。夏は海沿いのため涼しく,冬も仙台圏では最もマイルドです。蔵王などのスキー場も比較的近いためウインタースポーツも楽しめます。研修医は仙台圏に居住しながら,緑豊か,かつ閑静な環境に身をおき,得難い研修生活を送ることができます。

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