病院概要
● 院 長 張替 秀郎
● 所在地 〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
● TEL/FAX 022-717-7765/7143(卒後研修センター)
● E-mail hos-sotu@grp.tohoku.ac.jp (卒後研修センター)
● URL 病院 URL https://www.hosp.tohoku.ac.jp/
卒研 URL https://www.sotuken.hosp.tohoku.ac.jp/
● 病床数 1,160床
● 診療科目
総合診療科 | 循環器内科 | 総合感染症科 | 腎臓・高血圧内科 | 血液内科 |
リウマチ膠原病内科 | 糖尿病代謝・ 内分泌内科 |
消化器内科 | 加齢・老年病科 | 漢方内科 |
心療内科 | 呼吸器内科 | 腫瘍内科 | 総合外科 | 心臓血管外科 |
整形外科 | 形成外科 | 麻酔科 | 緩和医療科 | 呼吸器外科 |
救急科 | 婦人科 | 産科 | 泌尿器科 | 脳神経内科 |
脳神経外科 | 精神科 | 小児科 | 遺伝科 | 小児腫瘍科 |
皮膚科 | 眼科 | 耳鼻咽喉・ 頭頸部外科 |
リハビリテーション科 | てんかん科 |
高次脳機能障害科 | 放射線治療科 | 放射線診断科 | 歯科部門 |
●病院の理念
先進の医療を優しさとともに
初期研修について
●研修プログラム
Ⅰ.自由選択プログラム
【スケジュール例】
1 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 協力病院・施設 | |||||||||||
循環器内科 | 呼吸器内科 | 加齢・老年病科 | 救急部門 | 精神科 | 小児科 | 外科 | 内科 | |||||
必修 |
2 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 協力 施設 |
本院 | ||||||||||
心療内科 | 脳神経内科 | 産婦 人科 |
診療 情報 |
地域・ 外来 |
救急 部門 |
皮膚科 | 放射線 診断科 |
腫瘍内科 | ||||
自由選択 | 必修 | 自由選択 | 必修 | 自由選択 |
- 必修科【内科24週(6か月)以上(原則1年目)、外科4週(1か月)以上、小児科4週(1か月)以上、産婦人科4週(1か月)以上、精神科4週(1か月)以上、救急部門12週(3か月)以上、地域医療4週(1か月)以上(原則2年目)、一般外来診療4週(1か月)以上(原則2年目)、在宅医療研修1日以上】
- 月単位で研修を行う。
- 研修開始後12週(3か月)は本院で研修を行う。
- 本院研修は最低52週(1年)とし、地域医療研修最大8週(2か月)を含める。協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設研修は合わせて最大52週(1年)とするが、臨床研修協力施設での研修は8週(2か月)までとする。
- 一般外来研修は、当院、協力病院、地域医療研修中、一般外来研修可能な病院で並行して研修することが可能。
Ⅱ.小児科・産婦人科プログラム
【スケジュール例】(小児科選択の場合)
1 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 協力病院・施設 | |||||||||||
小児科 | 糖尿病代謝・ 内分泌内科 |
救急部門 | 精神科 | 産婦 人科 |
内科 | 小児科 | ||||||
必修 |
2 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 協力病院・施設 | 本院 | ||||||||||
小児科 | 漢方 内科 |
救急 部門 |
地域・ 外来 |
内科 | 小児 外科 |
麻酔科 | 耳鼻科 | NICU | 小児科 | |||
必修 | 自由選択 | 必修 | 自由選択 |
- 小児科選択の場合:
必修科【内科24週(6か月)以上(原則1年目)、外科4週(1か月)以上、小児科12週(3か月)以上、産婦人科4週(1か月)以上、精神科4週(1か月)以上、救急部門12週(3か月)以上、地域医療4週(1か月)以上(原則2年目)、一般外来診療4週(1か月)以上(原則2年目)、在宅医療研修1日以上。】
なお、1年目の4~5月(8週(2か月))は本院小児科で研修を行う。本院と協力病院合わせて、最大44週(11か月)小児科を選択することができる。小児科研修時期は、小児科及び卒後研修センターと相談して決定する。 - 産婦人科選択の場合:
必修科【内科24週(6か月)以上(原則1年目)、外科4週(1か月)以上、小児科4週(1か月)以上、産婦人科12週(3か月)以上、精神科4週(1か月)以上、救急部門12週(3か月)以上、地域医療4週(1か月)以上(原則2年目)、一般外来診療4週(1か月)以上(原則2年目)、在宅医療研修1日以上。】
なお、産婦人科研修を最大24週(6か月)選択することができる。産婦人科研修時期は、産科婦人科及び卒後研修センターと相談して決定することができる。また、2年目の自由選択期間に周産期母子医療センター(NICU)で4週(1か月)の研修を選択することができる。 - 月単位で研修を行う。
- 研修開始後12週(3か月)は本院で研修を行う。
- 本院研修は最低52週(1年)とし、地域医療研修最大8週(2か月)を含める。協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設研修は合わせて最大52週(1年)とするが、臨床研修協力施設での研修は8週(2か月)までとする。
- 一般外来研修は、当院、協力病院、地域医療研修中、一般外来研修可能な病院で並行して研修することが可能。
Ⅲ.地域医療重点プログラム
【スケジュール例】
1 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 基幹拠点病院 | |||||||||||
腫瘍内科 | 救急部門 | 血液内科 | 小児科 | 内科 | 産婦 人科 |
|||||||
必修 |
2 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基幹拠点病院 | 拠点病院 | 本院 | ||||||||||
麻酔科 | 救急 部門 |
地域医療・ 一般外来 |
整形 外科 |
内科 | 外科 | 精神科 | 病理部 | 緩和医療科 | ||||
自由 選択 |
必修 | 自由選択 | 必修 | 自由選択 |
- 必修科【内科24週(6か月)以上(原則1年目)、外科4週(1か月)以上、小児科4週(1か月)以上、産婦人科4週(1か月)以上、精神科4週(1か月)以上、救急部門12週(3か月)以上、地域医療8週(2か月)(原則2年目)、一般外来診療4週(1か月)以上(原則2年目)、在宅医療研修1日以上】
- 月単位で研修を行う。
- 研修開始後12週(3か月)は本院で研修を行う。
- 本院研修は最低52週(1年)とし、地域医療研修最大8週(2か月)を含める。協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設研修は合わせて最大52週(1年)とするが、臨床研修協力施設での研修は8週(2か月)までとする。
- 地域医療は8週(2か月)を必須とする。地域医療、一般外来診療は、原則、基幹拠点病院、拠点病院研修中に行う。
- 基幹拠点病院研修32週-40週(8-10か月)(分割しての研修は不可)
大崎市民病院、石巻赤十字病院、みやぎ県南中核病院の中から1施設を選択。定員は1施設あたり2名。 - 拠点病院研修16週-24週(4-6か月)(原則、基幹拠点病院研修後)
気仙沼市立病院、登米市立登米市民病院、栗原市立栗原中央病院、公立刈田綜合病院の中から選択。定員は1施設あたり2名。 - 原則として、基幹拠点病院研修後に拠点病院研修を行う。ただし、受入病院の都合により、拠点病院研修後、基幹拠点病院研修を行うことも可能である。
- 【宮城県医学生修学資金利用者へのメリット】本コースで初期研修を行った場合に限り、基幹拠点・拠点病院研修期間の14ヵ月間は、東北大学病院勤務ではなく、指定医療機関勤務とみなし、義務年限としてカウントする。
Ⅳ.基礎研究医プログラム(募集停止中)
【スケジュール例】
1 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
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本院 | 協力病院・施設 | |||||||||||
消化器内科 | リウマチ 膠原病内科 |
総合感染症科 | 救急部門 | 小児科 | 産婦 人科 |
精神科 | 外科 | |||||
必修 |
2 年 目 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本院 | 協力 施設 |
本院 | 基礎研究 | |||||||||
救急 部門 |
脳神経 内科 |
地域・ 外来 |
形成 外科 |
腎臓・ 高血圧内科 |
基礎医学分野 | |||||||
必修 | 自由選択 | 必修 |
- 基礎医学研究に意欲があり、東北大学大学院の基礎医学系に入学する医師が対象。医師臨床研修マッチング協会のマッチングとは別枠で募集する。
- 必修科【内科24週(6か月)以上(原則1年目)、外科4週(1か月)以上、小児科4週(1か月)以上、産婦人科4週(1か月)以上、精神科4週(1か月)以上、救急部門12週(3か月)以上、地域医療4-8週(1-2か月)(原則2年目)、一般外来診療4週(1か月)以上(原則2年目)、基礎研究16-24週(4-6か月)(2年目)】
- 月単位で研修を行う。
- 研修期間は各診療科4週間(1か月)以上。
- 研修開始後12週(3か月)は本院で研修を行う。
- 本院研修は最低52週(1年)とし、地域医療研修最大8週(2か月)を含める。協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設研修は合わせて最大52週(1年)とするが、臨床研修協力施設での研修は8週(2か月)までとする。
- 一般外来研修は、本院・協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設で、一般外来研修可能な診療科及び地域医療の研修中に行う。
- 研修開始時、東北大学大学院医学系研究科への入学を必須とし、所属する基礎医学系分野の教室を決定する。基礎研究は、2年目に16-24週(4-6か月)の期間とし、基礎医学系分野の教室で研究に専念する。
- 基礎研究を開始する前に、臨床研修の到達目標の到達度評価を行う。
●研修スケジュールについて
①研修医の募集はマッチングにより公募し(基礎研究医プログラムは除く)、マッチング組み合わせ決定後、卒後研修センターのメンター教員とともに研修スケジュールを検討します。その際2年間で「臨床研修の到達目標」が達成可能かどうか、臨床研修協力病院の受け入れ体制等の条件が整っているかどうか等が考慮されます。
②研修開始後3か月間(1年目の4~6月)は必ず本院で研修を行います。
③研修開始後、オリエンテーションを行います。インフォームド・コンセント、チーム医療、保険診療、医療安全対策、院内感染防止対策等、診療を行うために必要な基本事項を学びます。
④2年間のうち12か月以上は本院で研修することが必要です。ただし、地域医療研修は本院研修期間に含まれますので、最長14か月まで協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設で研修が可能です。
⑤1年目の9月から10月にかけて、2年目のスケジュールの希望を調査します。
⑥到達目標に未到達がある場合には、到達目標達成に必要な診療科を自由選択期間に割り当てることがあります。
⑦2年目の3月に「修了発表会」を行い、研修医一人ひとりが2年間で最も印象深かった症例について発表します。
●ホスト診療科制度について
メンター教員に加えて、各研修医が希望診療科をホスト診療科として選択し、そのサポートにより研修を受けることが出来る制度です。最初のホスト診療科は全員卒後研修センターとなりますが、希望診療科が決まった段階で変更することができ、希望診療科の指導教員と将来の進路に応じた研修を計画し、専門研修等に連結した研修体制をとることも可能です。
なお、ホスト診療科は決して入局を前提にするものではなく、研修修了後の義務はありません。また、最後まで卒後研修センターをホスト診療科のままにしておくことも可能であり、その場合、メンター教員を中心にホスト診療科と同様のサポートを行います。(ただし、小児科・産婦人科プログラムのみ、研修開始から一貫して小児科もしくは産婦人科がホスト診療科になります。)
研修医の処遇
身分 | 准職員 医員(研修医) |
給与・手当 | 基本給:日額9,075円 諸手当:研修医手当(100,000円ただし救急科ローテート中は130,000円)、超過勤務手当、特殊勤務手当、通勤手当、住居手当等 ※協力病院に3か月以上在籍する場合は、協力病院の規程に従う。 |
勤務時間 | 原則 8:30~17:15(7時間45分勤務) |
休暇 | 年次有給休暇:8割以上出勤し6か月間経過すると10日、1年6か月経過すると11日付与されます(繰越し可)。 ※規定どおり出勤した場合、付与日は10月1日となります。 特別休暇:リフレッシュ休暇(有給)、忌引休暇(有給)、産前・産後休暇(有給)、私傷病休暇(無給)等 |
当直 | 月5回程度(宿直4回、日直1回) |
アルバイト | アルバイトを含め副業は禁止 |
研修環境 | 【研修医用宿舎】 星陵レジデンス(平成26年3月竣工、1K、60室、単身者用、使用料10,000円/月、光熱水料別、インターネット利用可能、免震構造) 【共用施設】 ~時間をフルに活かしてスキルアップが図れます~ <クリニカル・スキルスラボ> 各種シミュレーターを用いて様々な手技のトレーニングが出来ます。 <先端医療技術トレーニングセンター> 専門医の指導の下、動物をを用いた手術手技のトレーニングを定期的に開催しています。 |
社会保険 | 医療保険:国家公務員共済(短期)、年金保険:厚生年金保険 |
労働保険 | 労働者災害補償保険法の適用:有、雇用保険:有 |
健康管理 | 健康診断:年1回、各種予防接種 等 |
医師賠償責任保険 | 病院として加入しているほか、個人加入必須 |
学会等外部研修活動 | 可(原則として費用は自己負担。発表者の場合は要相談) |
学生へひとこと
当院の初期研修では、様々な規模の臨床研修病院・施設から自分のニーズに最も適したところを選択し、自分だけのプログラムを作成することができます。また、医療情報をデータ科学の見地から取り扱うことのできる医師は今後必要不可欠であることから、令和4年度より自由選択科目にAI技術の医療の活用を学ぶ「診療情報処理研修」をいち早く初期臨床研修に取り入れました。大学病院での高度専門医療に加え、協力病院での地域医療、プライマリ・ケア研修の両方が経験でき、卒後研修センターを含む各診療科で皆さんのキャリアプランニングをしっかり支援します。
研修環境においては、研修医室、仮眠室、研修医用宿舎の他、本番さながらの環境で医療手技のトレーニングができる先端医療技術トレーニングセンターやクリニカル・スキルスラボなど、他施設にはない設備が整っており、個人契約では高価なオンラインでの文献検索・データベースにも無料でアクセスできます。宮城県医師育成機構主催によるニューヨーク短期海外研修を年1回実施していますので、参加するチャンスもあります。
その他、平成30年度よりスタートした新専門医制度における19の基本領域すべてにおいて専門医資格を取得できる基幹型専門医研修プログラムを整備・運用しており、初期研修から専門研修への移行もスムーズに行うことが可能です。
充実した設備・環境のもと、きめ細かな研修プログラムの実践が可能です。また、病院見学をされる学生の皆さんに、交通費の一部補助を行っています。是非一度見学にいらして、研修医の生の声を聞いてみませんか。
地域自慢
仙台市中心部,「杜の都,仙台」を象徴する緑豊かなケヤキ並木連なる定禅寺通りのほど近くにあります。自然と相まった都市の風景が魅力的で,四季折々の美しさを楽しませてくれます。
海も山も1時間圏内にあり,中心部から車で20分ほどで温泉に入ることもできます。日本三景「松島」や東北三大夏祭り「仙台七夕まつり」でも有名です。