病院概要
● 院 長 渡辺 徹雄
● 所在地 〒982-8502 宮城県仙台市太白区あすと長町一丁目1番1号
● TEL 022-308-7111
● FAX 022-308-7153
● E-mail shokuin@hospital.city.sendai.jp
● URL http://hospital.city.sendai.jp/
● 病床数 525床(一般:467床(うち救命救急センター 40床(ICU・CCU16床,HCU・一般病床24床)),精神病床:50床,感染症病床:8床)
● 診療科目
内科 | 呼吸器内科 | 消化器内科 | 循環器内科 | 神経内科 |
血液内科 | 糖尿病・代謝内科 | 感染症内科 | 外科 | 心臓血管外科 |
脳神経外科 | 整形外科 | 形成外科 | 精神科 | 小児科 |
皮膚科 | 泌尿器科 | 産婦人科 | 眼科 | 耳鼻いんこう科 |
放射線科 | 病理診断科 | 歯科口腔外科 | 麻酔科 | 救急科 |
●病院の理念
仙台市立病院は,市民の健康の増進と福祉の向上のため,地域の中核病院としての機能を果たし,市民が安心して生活できる都市づくりに寄与します。
開かれた病院
市民の健康を守る自治体病院として,市民が利用しやすい,市民にやさしい病院をめざします。
患者さん中心の医療
生命の尊厳と人間愛を基本として,患者さんの権利を尊重するとともに,相互理解に基づく適切な医療サービスを提供します。
意欲的な病院
市民に信頼される病院をめざして,職員は業務に取り組み,病院機能の一層の充実と健全な経営の確保に努めます。
●病院の移転について
平成26年11月に,五橋地区からあすと長町地区へと移転開院しました。開院に伴い,仙台市夜間休日こども急病診療所と連携した初期から3次までの総合的な小児救急医療の提供,また地域周産期母子医療センターとして,NICU・GCUの新設により妊産婦・胎児・新生児への総合的・専門的な周産期医療の提供等を図っています。さらに,ICU・HCU の充実等による救命救急医療や災害時医療,感染症対策等の政策的医療を拡充しています。
また,敷地内に院内保育所やレストラン,研修医実習室等が入る厚生棟と,研修医宿舎棟(40室)を整備する等,アメニティが各段に向上しています。
初期研修
●研修の特徴及び実績
~「人財」こそ我が病院の「財産」,人財育成を通じて地域医療に貢献する~
当院は仙台市の中核病院としての機能を果たし,臨床研修病院としても昭和57年以来数多くの研修医が学んできました。特に,救命救急センターでは県内最多の救急車受け入れ数を有し,プライマリケアから三次救急まで臨床能力習得に充分な症例数を背景に,研修医に対する指導にも懸命に取り組んでいます。
●研修病院タイプ
基幹型
●マッチングプログラム
参加
●研修カリキュラム
仙台市立病院医師臨床研修プログラム
1年次 | 28週 | 8週 | 8週 | 8週 |
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内科系診療科* | 麻酔科 | 外科 | 小児科 |
2年次 | 3週 | 10週 | 4週 | 4週 | 4週 | 27週 | |||||
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内科系* | 救急 | 地域 医療 |
産婦人科 | 精神科 | 自由選択 |
内科系診療科*:計31週のうち,一般外来を計4週行う。
医療の社会性・公共性を理解し,行動できる自立した臨床医になるための医療全般にわたる基本的な知識・技能・姿勢・態度を修得し,診療に求められる基本的な素地を確立させ,救急医療を中心とした各診療科全般について幅広く対応できる臨床能力を身につけることを目的としています。
本プログラムは,適切な指導のもとで,各科各部門にわたる医師として必要で基本的な姿勢・態度および救急医療を通して,「鑑別診断能力」,「救命を含めた初期対応能力」,「プライマリ・ケア能力」を獲得することを目標としており,そのための研修内容を網羅しています。この研修を通じて人格の涵養に努め,心技両面よりいかなる状況にも対応可能な自立した臨床医の育成を目指しています。
4月のオリエンテーションでは,救命救急センターロールプレイや研修医シャドーイング等,より実践的な内容のものを実施しています。毎週木曜日の17時30分以降は研修医勉強会の時間と位置付け,エコーや CV 等業務に役立つ実践的な研修や,救急症例検討会,若手医師による自主的勉強会等,様々な勉強会を毎週企画し,当直担当者以外の研修医が積極的に参加できるよう配慮しています。
また,平成27年10月に米国ニューメキシコ大学医学部(UNM)と学術協力・交流に関する協定を締結しました。UNM から救急専門医を年1回招聘し,1週間程度集中的な Simulation Lecture を実施するほか,後期研修時には UNM への短期派遣研修も行っています。
その他,院外の BLS,ACLS 等の講習会への参加や,基本的臨床能力評価試験の受験も研修の一環として,参加費等を当院で負担しています。
処 遇
●身分
非常勤嘱託
●報酬
当直手当,時間外手当等を含めた概算
1年次 年額 約540万円
2年次 年額 約720万円
●保険
全国健康保険協会管掌健康保険,厚生年金保険,雇用保険,労災加入保険
●医陪責
病院加入:あり 個人加入:任意
●住居
本院に隣接して,研修医宿舎棟(単身者用 全40室)あり
●当直
4~6回/月
●その他
- 一人一台 PC貸与
- UpToDate,New England Journal 等閲覧可能
- 院外での BLS,ACLS,PTLS,JATEC,PALS 受講料補助制度あり
- 基本的臨床能力評価試験の受験費を当院で負担
- 学会への参加費用支給あり
- 当直の翌勤務日は原則8時30分帰宅
学生へひとこと
当院には個性的なキャラクターを持った研修医が全国から集まっており,皆で和気藹々と,切磋琢磨しながら研修生活を送っています。病院全体がアットホームな雰囲気で,上級医からのしっかりとした指導のもと,同期や先輩と気軽に相談しながら,日々の研修を充実したものにしています。
当院は3次救急病院で多くの急患を受入れており,症例には事欠きません。2年間の研修を終える頃には,多様な疾患に対応できる実力を確実に身に付けられます。また平成26年11月の移転開院により,新しい施設・設備に囲まれ気持ち良く研修できることはもちろん,小児救急や周産期医療の拡充で今まで以上に幅広い症例を経験できます。コンビニや研修医宿舎も完備され,快適な研修生活を送れること間違いなしです。
是非見学にお越しいただき,当院の雰囲気の良さを感じていただければ幸いです。スタッフ一同心よりお待ちしております。