病院概要
● 理事長 目黒 泰一郎
● 病院長 山内 淳一郎
● 所在地 〒981-0914 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-20
● TEL 022-728-8000
● FAX 022-728-8005
● E-mail kenshu@sendai-kousei-hospital.jp
● URL https://www.sendai-kousei-hospital.jp/
● 病床数 409床
● 医師数 119名(臨床研修医10名,後期研修医21名)
● 診療科
循環器内科 | 不整脈科 | 心臓血管外科 | 呼吸器内科 | 呼吸器外科 |
消化器内科 | 消化器外科 | 肝臓内科 | 糖尿病代謝内科 | 放射線科 |
麻酔・集中治療科 | 病理診断・臨床検査科 | 総合健診センター |
●病院紹介
当院は総合病院方式をとらず、心臓血管センター、呼吸器センター、消化器センターの3分野に医療資源を集中させ、その領域における最後の砦たることを目指す地域医療支援病院です。各センターはその領域を代表する医師を中心とした高度なチーム体制を敷き、その各々を地域最大規模としています。これらを支える中央部門にも複数の専門医がおり、充実した研修を行っています。各センターには専門医が多数集結してしているため、24時間救急を支える当直体制には6名の医師を配置し、ゆとりを持って対応しているため、医療現場の過酷勤務から医師を守ることにも繋がっています。
また、1,400名超の登録医から、最先端の治療を必要とする症例が数多く紹介され、興味深い症例を手掛ける機会にも恵まれています。全国から「一流」の専門医を目指す若い医師が集まる、活気あふれる病院です。
院長 山内 淳一郎
初期研修について
●研修の特色
- 最初のオリエンテーションで医師として基本的な知識、手技を習得する時期を設けており、自信を持って診療科ローテーションに入ることができます。
- 各診療科ではハイレベルな症例が多く集まるので、1人あたりの経験できる症例は東北随一です。早くから専門科の深さを知り、医療人生の指標とすることができます。
- 各種学会の専門医・認定医の指導施設であり、内科を希望する研修医は臨床研修修了後には内科専門医として専門医等を目指しながら、さらに研鑽を積む選択肢も用意されています。
- 当院は総合病院方式ではないため、小児科や交通外傷、脳血管疾患、産婦人科、精神科については協力病院での研修となりますが、協力病院も各分野で地域最高レベルの病院です。当院のみならず他施設の高い水準の医療に触れ、評価の高い優秀医師と交流を持つことで、研修医は一回り大きく成長できます。
●研修病院タイプ
基幹型/協力型
●マッチングプログラム
参加
●研修カリキュラム
プログラム責任者:矢満田 慎介(医学教育支援室長)
内容 | 病院または施設 | 研修期間 | ||
1年目 | 内科 | 仙台厚生病院 | 24週 | |
外科 | 仙台厚生病院 | 12週 | ||
救急部門 | 仙台厚生病院 JCHO仙台病院 総合南東北病院 石巻赤十字病院 気仙沼市立病院 岩手県立磐井病院 |
12週 | ||
2年目 | 小児科 | 東北大学病院 東北医科薬科大学病院 JCHO仙台病院 石巻赤十字病院 大崎市民病院 岩手県立磐井病院 公立相馬総合病院 南相馬市立総合病院 宮城県立こども病院 |
4週 | |
産婦人科 | 東北大学病院 岩手県立磐井病院 |
4週 | ||
精神科 | 宮城県立精神医療センター 仙台厚生病院 |
4週 | ||
地域医療 | 宏人会木町病院 羽二生クリニック 仙台往診クリニック 宮城県赤十字血液センター 古川星陵病院 仙石病院 永仁会病院 涌谷町国民健康保険病院 |
4週 | ||
自由選択 | 仙台厚生病院 東北大学病院 東北医科薬科大学病院 宮城県立こども病院 宮城県立精神医療センター JCHO仙台病院 広南病院 総合南東北病院 石巻赤十字病院 気仙沼市立病院 大崎市民病院 岩手県立磐井病院 公立相馬総合病院 南相馬市立総合病院 宏人会木町病院 羽二生クリニック 仙台往診クリニック 宮城県赤十字血液センター 古川星陵病院 仙石病院 永仁会病院 涌谷町国民健康保険病院 |
36週 | ||
備考 | 内科 | 循環器内科、呼吸器内科、消化器内科 | ||
外科 | 呼吸器外科、消化器外科、麻酔科 |
研修医の処遇
●身分
常勤職員
●給与
(月額)1年次:456,000円,2年次:524,000円
●賞与
(年額)1年次:1,080,000円,2年次:1,185,000円
(年2回の賞与の他に,当院独自の制度による賞与を3月に支給。令和3年度実績 1年次:292,500円,2年次:362,500円)
●税込総支給額
1年次:約660万円,2年次:約750万円
※協力型病院,協力施設での研修期間を含む全期間について,仙台厚生病院が上記一切の処遇をいたします。
●当直
見学を基本とする副当直
夜間の副当直(平日のみ) 約 4 回/月,副当直手当15,000円/回
●保険制度
全国健康保険協会管掌健康保険,厚生年金,労災保険,雇用保険に加入
●休暇
有給休暇,慶弔休暇有り
●健康管理
健康診断(年2回),各種予防接種(小児感染症,HBワクチン,インフルエンザワクチン等)
●外部の研修活動
学会,研究会等への参加は病院長許可により可(参加費用等は当院規則により支給)
●住居
研修医向け職員宿舎(1LDK)築年平成22年(1.5km 徒歩20分)
希望者は全員入居できます。
(宿舎料無料,管理費5,000円/月,水道・光熱費実費)
●住宅手当
賃貸物件 上限28,000円/月(職員宿舎に居住しない者で,かつ契約者本人である場合)
●被服貸与
診療衣を貸与
臨床研修医から学生へひとこと
当院は「選択と集中」という基本方針のもと,循環器・消化器・呼吸器に特化しており,それぞれが大型センター化され,内科・外科が協力して診療に当たっています。各科には多岐にわたる症例が集まるので,研修には絶好の環境です。総合病院ではありませんが,当院にはない診療科は2年目に協力病院で研修できます。他院の環境を知り,自分を振り返ることができる機会があるのも魅力の一つだと思っています。
研修では,静脈・動脈ライン,中心静脈カテーテル,気管挿管,上部内視鏡,冠動脈カテーテル検査,心臓・腹部エコー,結紮・縫合などの手技面も充実しています。月2回の院内医師による講義の他,地方都市である仙台では沢山の研究会にも出席でき,非常に勉強しやすい環境でもあります。さらに研修医時代から,院内での症例発表に留まらず,学会演者としても活躍できます。
当院の医師は,北は北海道,南は沖縄まで様々な大学出身者で構成されており,バラエティに富んでいます。年齢の近い後期研修医も多く,気さくに教えてもらえるのも嬉しいポイントです。
早くから専門医を目指したい方,メリハリのある研修をしたい方にはぜひお勧めします!一度気軽に,病院見学においで下さい。
地域自慢
当院は仙台の中心にありながら緑濃い閑静な住宅地に位置しています。デパートが立ち並ぶ中心街へ,車で10分とアクセスも良好で,病院周辺には大型ショッピングセンター,スポーツ施設,銀行,郵便局など生活に必要なあらゆる施設が徒歩圏内にあります。屋上からは広瀬川が臨め,自然に囲まれた「杜の都」を日々実感できるでしょう。