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岩手県立胆沢病院

病院概要

● 院 長 郷右近 祐司
● 所在地 〒023-0864 岩手県奥州市水沢字龍ヶ馬場61番地
● TEL 0197-24-4121
● FAX 0197-24-8194
● E-mail EA1006@pref.iwate.jp
● URL http://www.isawa-hp.com/
● 病床数 346床
● 診療科目

内科 精神科 神経内科 呼吸器内科 消化器内科
循環器内科 小児科 外科 乳腺外科 整形外科
脳神経外科 呼吸器外科 心臓血管外科 皮膚科 泌尿器科
産婦人科 眼科 耳鼻いんこう科 リハビリテーション科 放射線科
麻酔科 血液内科 消化器外科

●病院の理念

私たちは,地域の人々の健康と命を守るため,愛を持って地域医療に貢献します。

初期研修

●研修の特色

研修プログラムは、1年次、2年次を通じて概ね次のとおり実地する。
内科24週、麻酔科8週、外科8週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週、総合診療科4週、病理1週、2年次で地域医療4週、残りの43週は自由選択とする。

(1)内科系自由選択期間における研修項目
○1 年次に回りきれなかった内科専門科の,ローテートによる基本的な知識と技術の修得
○救急診療・プライマリーケアの引き続きの研修
○外来診療の研修の開始,実践

(2)外科系自由選択期間における研修項目
○指導医のもとで行う消化器一般,乳腺・甲状腺等内分泌,血管,ヘルニアの外科を中心とした ,術前診断 ,手術適応 ,術式の決定 ,手術手技 ,術後管理
○術者として,乳腺腫瘍,皮膚良性腫瘍,ヘルニア,虫垂炎,静脈瘤,胆嚢摘出術等手術の経験
○院内当直で緊急疾患全般のプライマリーケアを引き続き研修,外科のファーストコールの担当,外科緊急疾患の治療

(3)救急部門の研修期間について
・2年間の院内研修期間中に行う日当直の時間が8週以上の研修に相当するものとし、1年次の麻酔科4週間研修と合計し12週の研修とみなす

(4)その他の診療科の自由選択期間における研修項目
○担当指導医のもとで,専門診療科の基礎的研修を実施する。
○岩手県立胆沢病院及び協力型病院・協力施設の標榜する全診療科の研修を実施する。
○地域保健研修については,岩手県赤十字血液センターで実施し,2 年間において2~3日間を自由選択期間枠の中で行う。
○到達目標に未達成がある場合は,到達目標達成のために必要な診療科を割り当てることがある。

●研修病院タイプ

基幹型臨床研修病院

●マッチング参加の有無

参加

●研修カリキュラム

当院は基幹型臨床研修病院として主要の研修プログラムを管理・実施するほか,協力型臨床研修病院及び臨床研修協力施設との緊密な連携体制のもとに,共同して臨床研修を実施する。

①研修目的を達成するため,2 年間の内一定期間,共通的に研修を行うためのローティション(コア・ローティション)を以下のとおり行う。

②内科、麻酔科、外科、小児科、産婦人科、精神科、総合診療科、地域医療を必修科目とする。

③内科、外科、麻酔科は原則当院において内科を24週、麻酔科8週、外科8週の研修とする。

④救急部門については、2年間の研修期間中に行う日当直が8週の研修に相当するものとし、麻酔科4週間研修と合計して12週とする。なお、当院では救急部を設置していないため、救急診療に関しては救急医療科長または麻酔科指導医が中心になり、各科の協力体制(待機、当番医制)のもとで行う。

⑤小児科と産婦人科の研修は4週とし、両科を標榜する協力型臨床研修病院にてそれぞれの病院の策定したプログラムにより実施する。

⑥精神科の研修に関しては、協力型臨床研修病院において4週の研修を実施する。

⑦地域医療に関しては、協力型臨床研修病院、または協力型研修施設において、それぞれの病院の策定したプログラムにより実施する。なお、岩手県赤十字血液センターでは血液事業及び献血検診について講義を受講後、2年次に2~3回献血検診業務を実施する。

⑧研修開始直後の 2 ~ 4 週間は,オリエンテーション期間とする。

⑨外来診療,救急診療に関しては,各科ローティション時に積極的に参加する。また,夜間,休日の当番医として指導医と共に救急診療(主に一次,二次)に参加する。

⑩共通的に研修を行うためのローティションを除いた期間は研修医の希望に応じて当院及び協力型病院・協力施設の標榜する全診療科の研修を実施する。

⑪協力施設の研修は最大12週とする。

研修医の処遇

●身分,待遇

① 身分は常勤の会計年度任用職員とする。
② 給与は次のとおりとする。

区分 基本月額 宿日直手当 超過勤務手当 月額支給概算額
1年次 345,000円 10,500円/1回 実績により支給 ※443,000円程度
2年次 395,000円 21,000円/1回 実績により支給 ※541,000円程度

※宿日直 4 回/月,超過勤務20時間/月で算出,他に特殊勤務手当の支給も有り
③宿舎は医師合同公舎,又はアパート等の借上げ公舎とする。

●休暇

年次休暇,病気休暇,特別休暇(夏期休暇他)

●加入保険

健康,厚生,雇用,(病院加入)労災・医師賠償責任

●学会等への参加及び費用負担

一定額の個人配当学会旅費予算の範囲内で参加できる。

学生へひとこと

私はこの病院で研修を始めてまだ半年ほどですが,そもそも私が初期研修の場として当院を選んだ理由は,見学に来たときにここなら自分のモチベーションを高く保ちながら楽しく,そして実践的な研修ができそうだと感じたからです。当院の研修では,研修医が受け身の姿勢で上級医の診療から学ぶのではなく,まずは自分の手と頭を動かし様々なことを経験しながら学んでいくことを重要視しています。指導医の見守りのもと,診察結果をもとに方針決定に必要な検査をオーダーし,検査結果を評価し治療方針を決定,実際に治療するところまで,研修医の自主性にまかせてもらえます。知識や技術のみならず,必ずしも正しい解答が用意されていない医療現場での問題解決能力が自然と鍛えられます。

当院では初期研修を終えた先輩方が後期研修医として多数残っており,診療の最前線で活躍しています。屋根瓦式の研修を重要視している当院では,そんな先輩方に直接相談し実践的なアドバイスをもらうことができます。中規模病院のため,上級医の先生方とも距離感が近く,科と科の垣根も低いため,専門にとらわれず様々な疾患を診たい人には特におすすめです。ぜひ一度当院の研修医が活き活きと働く姿を見にいらしてください。

地域自慢

全国にその名を知られる南部杜氏が腕を振るって仕込んだ酒どころ岩手の地酒,食味と品質が日本一の「江刺りんご」,肉質日本一を誇り今や有名ブランドとして定着している霜降り高級肉「前沢牛」,さらには,鉄瓶や風鈴などの南部鉄器や漆器などの伝統工芸の地場産品が自慢です。

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